相関切れたダウとWTI原油、今後は原油に寄せてダウが下落?!

9月1日から中国への輸出に5%の追加関税が課せられたWTI原油。

今年春先まではNYダウとの相関性が強かったのですが、
6月からの米株反騰には相関が鈍く、下落トレンドのレジスタンスラインが効いています。

米国債券利回りが低下傾向を続ける中、インフレ期待も低下。
相対的に米株の益回りが魅力となり米企業の自社株買いが入ったことが
米株高の背景だったと思われます。

米企業、守りの株主還元 自社株買い最高
nikkei.com/article/DGXMZO46673150X20C19A6FF2000/

しかしながら米中貿易問題が長期化、企業は設備投資を控えていることも問題で
過度な株主還元は企業の成長力をそいでいるとの指摘も。

今後ダウ平均と原油の相関が戻るなら原油価格に寄せて株価が下落するリスクが
高いということでしょう。
テクニカル的には原油はレジスタンス越えが難しければ下値抵抗である
50ドルに向けおよそ10%の下落のリスク。
ダウが現在の値位置から同様に10%調整するなら
23000ドル台までの下落もあろうかと思います。
Beyond Technical Analysis

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