ナスダック100先物、新高値更新でやや過熱感

今週の振り返り

先週「Q末の利益確定売りだったとするなら、7月上旬に一定の買い向かいが起きると期待したい」と書いてたが、今週は期待通りに株式買いのフローになったようだ。
ISMの下振れや雇用統計の結果が利下げ期待を織り込み、買い圧力のサポートとなった上昇で、新高値を更新した。

先週末は「6月20日の高値を超える場合は、20,300前後が次の短期ターゲット」と書いていたが、新高値は20,429と短期ターゲットを上回った。

新高値をつけてる7月5日(金)の水準は、1週間上昇幅としては目一杯上がっていると見る。
ここから先はひたひた徐々に上げるか日柄調整が必要な水準感だ。
利下げ期待の織り込みで急上昇してきたが、やや出来高加重移動平均線からは上離れしてきているので、落ち着きが必要なタイミングにも見える。

New Highs-Lows(下段グラフ)を見るとやや弱さがあり、この上昇はM7や生成AIテーマ関連の牽引でそれ以外の弱い値動きともつながる。

次週は要人発言やCPIの結果次第ではあるが、マイナス影響があれば一旦休息。
ポジティブであればひたひた上がるか横ばいのイメージ。

次週のシナリオ
①上昇する場合


次の短期ターゲットは20,600だが、直近では過熱感が強い水準となる。

②下落する場合


21日出来高加重移動平均線を下抜ける場合は、6月24日安値の19,476がサポートになるか確認。
6月下旬のベース範囲内で止まれば、軽い値幅調整で済む。
Trend Analysis

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