トレンドラインを引こう そして、フィボナッチを見よう ~日経225~

日経225の日足チャートです。

トレンドラインを引こうシリーズの日経225バージョンです。
トレンドラインを引くとチャートが「ごちゃごちゃする!」という方もいらっしゃるかもしれません。
ましてや、フィボナッチを入れると尚更かもしれません。
確かに一理ありますが、ラインを引くことでヒントを探すこともできますので私はいつもラインを入れます。
また、フィボナッチも予測やシナリオ作成のために使います。

相場は上がるか下がるかを当てる予想のゲームではありません。
買い方と売り方のバランスが崩れるところ(エッジが発生するところ)を探し、そこを狙い澄ます。
それを「大数の法則」に基づいて確率のビジネスとしてトレードする。
これが小次郎講師流のトレードです。

そのためには、買い方と売り方の均衡が崩れるところを探すためのヒントが必要です。
一つでも二つでも、兎に角ヒントが多いほどチャンスに繋がります。
移動平均線大循環分析でエッジを探して狙いますが、様々なテクニカル分析を組み合わせることで精度を上げていきます。
その一つがフィボナッチですね。
トレンドラインを引きながら移動平均線大循環分析を見ると、トレンドラインを割った翌日に第1ステージから第2ステージに移行しました。
現在第3ステージですが、もう直ぐ第4ステージになりそうです。
その動きにフィボナッチを合わせることで幾つかのシナリオが出来上がります。
現在、上昇幅の38.2%の調整幅は達成しています。
強い相場に戻るのであれば、38.2%~50%辺りから切り返します。
深い調整であれば、50%~61.8%前後の調整となるでしょう。
完全に弱い相場であれば100%以上の調整となりますから、調整という表現よりは大きな下落相場となります。

このように、フィボナッチを入れることで大まかな予測が出来るようになりますので、
移動平均線大循環分析と合わせることで一歩進んだ分析が出来るようになります。

フィボナッチの真骨頂はエリオット波動やフォーメーション分析系の「ハーモニック」などですが、
それはまたの機会に。
Chart PatternsTechnical IndicatorsTrend Analysis

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