【CADJPY】相場分析20200223 円安で上昇トレンド転換か? まずは方向感見定めてからエントリー判断せよ

ドル円の相場分析で解説したように、1週間で2円も円安に振れ、相場が円安に動いていくムードが広がっています。

カナダ円についても過去続いていた長期下降トレンドのトレンドラインをブレイクする動きを見せており、今後の相場展開は要注目です。

長期足による環境認識から今後の相場展開を考えてみたいと思います。

<長期足>
月足
2015年から続く下降トレンドです。
最後の月足ローソク足はまだ未確定ですが、直近のドル円上昇の影響を受けてカナダ円のローソク足も赤の下降トレンドラインを突き破ろうというところで終わっています。

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週足
週足では逆三尊ができて、緑の上昇チャネルに沿った上昇の調整を行なっているという局面。
最後のローソク足がちょうど月足の下降トレンドライン付近で上ヒゲを残して終了している点に注目です。
やはり過去のレジスタンスラインとして相当強い売り圧力が働いていることがわかります。

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<中期足>
日足(最上部チャート)

日足で下降トレンドライン付近の動きを見ると、ローソク足が下降トレンドラインをブレイクしたものの、最後のローソク足の下端が下降トレンド内に入っていることがわかります。
これはやはり下降トレンドライン付近での売り圧力が強いことを示しています。
まだまだ下降トレンドラインの内側に戻って値動きを続ける可能性は否定できません。

<今後のシナリオ>
日足で解説したように、下降トレンドラインをブレイクしたといってすぐロングに備えることはできない状況です。
今回のブレイクがダマシとなって、再度ローソク足が下降トレンドラインの内側に戻り下降継続するというシナリオは十分考えられます。

下降トレンドライン付近のプライスアクションに着目しつつ、以下のシナリオを想定します。
#1 下降トレンドラインをサポートラインに転換して、上昇トレンド転換を果たす(紫の折れ線)

#2 下降トレンドライン内側に戻り、過去のレジサポラインであった赤の水平線で一旦反発した後、下降していく(青の折れ線)

今の時点ではエントリー方向は定めず、プライスアクションを見守ります。
CADJPYChart PatternsTrend Analysis

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